今回の紹介本は、「しろがねの葉」です。
【本書の紹介文】
戦国末期、シルバーラッシュに沸く石見銀山。
天才山師・喜兵衛に拾われた少女ウメは、銀山の知識と未知の鉱脈のありかを授けられ、女だてらに坑道で働き出す。
しかし徳川の支配強化により喜兵衛は生気を失い、ウメは欲望と死の影渦巻く世界にひとり投げ出されて……。
生きることの官能を描き切った新境地にして渾身の大河長篇!
【内容の難易度】
★★★☆☆
ページ数:320ページ
【ヨムヨム所感】
銀が出る、石見の繁栄から衰退までを描いた作品。
これまで読んだ直木賞受賞作品と比べるとページ数も少なく、ぎゅっとまとまってるイメージ。
人の生と死がしっかりと描かれていて良かった。
あと、昔の生活を感じられる風景描写も勉強になって面白かった。
間歩は、恐ろしいところなんだろうなぁ。
- 価格: 1870 円
- 楽天で詳細を見る