【弊社は買収されました！】ドタバタ奔走物語！

今回の紹介本は、「弊社は買収されました！」です。

【本書のあらすじ】

朝テレビつけたら、ウチの会社買収されてた!
社名変更、リストラ、技術流出、働き方激変……!?
怒濤の企業買収ヒューマン・コメディ

「花森石鹸」が、外資系企業に買収された。
激務に耐えるベテラン、合理化を求める若手、葛藤するシングルマザー、謎多き新社長――
モチベーションも立場も世代も違う両社の社員たちは、この激変を乗り越えられるのか。
愛社精神満点の総務部員・真柴忠臣(35歳)の奮闘の行方は!?
一気読み間違いなしの、胸熱お仕事小説。

【内容の難易度】

★☆☆☆☆(初心者でも読みやすい)

ページ数：296ページ

【ヨムヨム所感】

あらすじの通り、ある日突然老舗石鹸メーカーが外資系企業に買収され、社員たちは大激怒。そこを総務部の主人公真柴忠臣があれやこれやと奔走して、なんとか諌めていく、という物語。

本書では難しいおじさん社員とかがたくさん出てきて、社会人として胃が痛くなる場面も。

もし今自分が働いている会社が買収されたらどうなるのかなぁと想像してみたけど、なんとなく特に何も変わらず進みそうな気もした。

しかも少なくとも自分の周りには、職場で変な人はいないので、本書を読んで自分は恵まれているのかも、と再確認させられました。

なにはともあれ、本書を読むと日本の会社というものがどういうものか結構リアルにイメージ出来る。

意外と就活生や学生におすすめかもしれない。