今回の紹介本は、「神様の裏の顔」です。
【本書のあらすじ】
神様のような清廉な教師、坪井誠造が逝去した。その通夜は悲しみで包まれ、誰もが涙した――と思いきや、年齢も職業も多様な参列者たちが彼を思い返すうち、とんでもない犯罪者であった疑惑が持ち上がり……。
【内容の難易度】
★★☆☆☆(初心者でも読みやすい)
ページ数:360ページ
【ヨムヨム所感】
物語は、みんなから神様のように慕われていた元教師、坪井誠造のお通夜から始まります。
参列者が故人、坪井誠造への気持ちを吐露する群像劇の形で書かれている本書ですが、徐々にみんなの中で神様のようにいい人だった坪井誠造へのある疑念が湧いてきます。
まあ題名の通り、神様のように良い人、坪井誠造さんがなんか生前悪いことしてたんだろうなぁと思いながら読んでいたんですが、読んでみるとびっくり、衝撃の結末に。
最後の大どんでん返しが痛快でした。
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