今回の紹介本は、「クリムゾンの迷宮」です。
【本書のあらすじ】
藤木はこの世のものとは思えない異様な光景のなかで目覚めた。視界一面を覆う、深紅色の奇岩の連なり。ここはどこだ?傍ら携帯用ゲーム機が、メッセージを映し出す。「火星の迷宮へようこそ。ゲームは開始された」
【内容の難易度】
★★☆☆☆(初心者でも読みやすい)
ページ数:393ページ
文章にくせがなく、読みやすい。ただ、暴力的なシーンやグロシーンが多数。その手の内容が苦手な方はご注意を。
【ヨムヨム所感】
もう怖すぎる!!
やっぱり貴志祐介さんの作品にハズレなしだなぁ。
内容としては、記憶を失った主人公たちがいきなりサバイバルに参加ささせられるところから物語が始まります。
そのサバイバルは誰が、何の目的で行っているものなのか?そして主人公たちはどうなってしまうのか・・・
結構古い本なんですけど、貴志祐介さんの本の醍醐味はなんといってもどんどん主人公たちが追い込まれていくところですよね。
今回もその臨場感と恐怖感が存分に表現されてました。 もうずっとページをめくる手が止まらず、すぐ読み切ってしまいました。
あと貴志作品あるあるなのですが、虫とか動物が出てきがちですよね笑
非常に良い本でした。ただしグロにはご注意を。
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